淫乱と猥褻と

卑猥とは、総じて性的な内容を意味し、時に変態、淫らな行為や言葉を指す。語彙として日常的な会話ではあまり使われることがなくなってきており、近年は特に若年にあっては使われず、雑誌などの媒体でも使われることは少なくなった。しかしながら、昭和期のエロ本やピンク映画、エロ雑誌などの媒体では、猥褻の対極にある清楚・貞節というイメージを持つ婦人(夫人)を扱ったロマンポルノなどで、煽情的な題材とするために淫乱などの語句をタイトルやストーリーに使うことが多かった為、現在でも人妻や若奥様・熟女や奥さんなどと結び付けられる言葉であるように考えられる。例を挙げれば、かつてのビニ本やエロ本で人妻をイメージしたモデルのオナニー 写真がモチーフになっていたり、熟女のタイトルであれば「卑猥なギャル」よりも「卑猥な団地妻・淫乱妻の浮気」の方がしっくりくることで実感できるかもしれない。その流れは現代でも受け継がれ、妻には貞淑さが求められることから、やはり熟女 エロ動画のストーリー展開などを見ていると、主婦や既婚女性と結び付けられることが多い。同様に、貞淑さを表現する和服をモチーフに、「欲求不満な和服の美人おばさん・はだける着物の年増ハメ撮り」などのタイトルは根強い人気があり、AVや動画のタイトルで一つのジャンルを確立している。総合して、古い言葉であるが、その古さと過去から続くひとつの形式として、今の時代に残っているのだと考えられるだろう。